人形の処分時期はいつ?見極め方と処分方法を徹底チェック

人形の処分時期と処分方法

手放したくても、人形の処分時期や方法が分からず、悩んではいませんか?思い出深い人形ほどなかなか捨てずらいもの。しかし、手放してスッキリしたい気持ちもありますよね。今回は、大切な人形の処分時期について、考えてみましょう。

いらなくなった人形の処分時期はいつ?

人形の処分するタイミング

「人形を処分したいけれど、いつ捨てればいいの?」と困ることがあるかもしれません。今までお世話になった人形を処分するのは、勇気のいる行動でしょう。思い出が詰まったものであるなら、なおさらです。しかし、「今後もう飾らない」「しまい込んでしまっている」。このような状況ならば、いっそ処分を検討してみましょう。それぞれの人形にベストな処分時期を解説します。

雛人形の処分時期

女の子の成長を願って飾られる雛人形。女の子がお嫁に行ったらお役目が終わるとも言われていますが、特に決まりはなく、ずっと飾り続けても問題はありません。しかし、子供も家を出てしまい、出す機会がなくなったと感じたら処分を考えてもよい時期です。雛人形を、合同で処分するイベントも行われているため、持ち込むのもよいでしょう。

五月人形の処分時期

端午の節句に男の子の成長を祝って飾られる五月人形。特に処分時期に決まったものはありません。しかし、「子供が成長して興味を持たなくなった」「成人して家を出た」など、家庭で飾る機会がなくなったと感じたら、処分を検討してみましょう。

その他人形の処分時期

市松人形や博多人形、ビスクドールなどは特に処分の時期が明確に決まっているわけではありません。持ち主が大切に手元に置きたいと思う限り、一緒にいてOKです。しかし、「管理が難しくなってきた」「押し入れに入れたままになっている」「子供が怖がる」など、もう必要ないと感じたら、処分の時期なのかもしれません。

人形を処分するのが怖い時は?

人形が処分できない理由

なんとなく人形は処分するのが怖い…と感じる人もいるかもしれません。人形は人型なので、どうしても抵抗がありますよね。そんな時に、頼れる場所や、自宅で供養できる簡単な方法を解説します。正しい処分をすれば、人形にとっても意味のあるものになるでしょう。

お寺や神社に依頼する

人形の供養や処分をしたい時、比較的ポピュラーな方法が、お寺や神社で行っている「人形供養」を利用することです。処分したい人形を持ち込むだけで、お寺で手厚く供養し、処分まで行ってもらえます。費用は場所によって異なりますが、おおよそ3,000円程度です。

一般社団法人日本人形協会に相談する

一般社団法人日本人形協会では、毎年10月頃に東京大神宮で行われる「人形感謝祭」で持ち込んた人形を供養するイベントを行っています。遠方の場合は、郵送でも供養してくれるため、相談してみるとよいでしょう。

ヤマト運輸でらくらく人形供養パックを利用する

らくらく人形供養パックは、ヤマト運輸が供養したい人形をお寺や神社に届けるサービスです。申し込みをすると段ボールが届くので、後は梱包して集荷に出すだけ。後日、申し込み先のお寺のホームページにて供養の様子がコメント付で確認できます。

自宅で供養する

自宅で供養し、ゴミとして出す方法もあります。汚れを綺麗に拭いた人形を和紙などの白い紙に包んだら、塩を振りかけて清めます。あとは市区町村の指定する方法で処分しましょう。

業者に買い取ってもらう

捨てるは忍びないと感じたら、買取業者に引き取ってもらう方法もあります。買い取られた人形は、その後リサイクルショップで新たな持ち主と出会います。信頼できる業者に巡り合えるよう、ネットで情報集めをしてみるのもおすすめです。

人形の処分時期は自然に思った日でOK。無理のない範囲で

人形の処分は無理の範囲で

沢山の思い出の詰まった人形を処分することに、今は抵抗のある人もいるかもしれません。しかし、いずれ、「もういいかな」と思う日が来るはず。持ち主のぺースで、処分時期を検討してみましょう。